産学官地域連携センター センター長・副学長 大久保幸夫
産学官地域連携センター
センター長・副学長

大久保幸夫

鹿児島国際大学は、鹿児島の進取開明の伝統を継承しつつ、東西文化の融合を趣旨とする建学の精神に則り、国際社会および地域社会の発展に寄与しうる人材を養成することを目的としています。この目的に沿って、地域との結びつきを強め、地域社会に貢献する人材を育成するために、平成27年4月に産学官地域連携センターを設置しました。
産学官地域連携センターの大きな柱は、産業界との連携、大学・高校との連携、行政機関との連携、地域社会との連携、生涯学習の5本であります。本センターは、地域の団体・個人の方々と大学の人的資源を結びつけ、そこで行われるフィールドワーク等の教育・研究活動を推進しています。
期を同じくして、文部科学省から「大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行する大学の取組を支援することで、地方創生の中心となる『ひと』の地方への集積を目的とし」た「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」が公募されました。本学は、鹿児島大学主導のCOC+に参加するとともに、当時鹿児島では鹿児島大学だけが認定されていた「地(知)の拠点大学」の取得もめざし、本学独自の地方創生のための人材育成プログラムを作成しエントリー、COC大学に認定されました。鹿児島大学のCOC+参加大学の一つとして活動しつつ、独自のプログラム「フィールドワークをベースにした地域が求める人材育成プログラム」を全学一丸となって展開しております。
地域に出て、地域に学び、地域の皆様と協働して地域の課題に取り組む、その結果として地域に愛着を持ち将来鹿児島で活躍する有意な人材を育成・輩出する。このことを目標に事業を続けていきたいと存じます。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。