鹿児島国際大学 地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)

文部科学省 地(知)の拠点

南大隅町根占地区の「おぎおんさあ」に参加

南大隅町根占地区の「おぎおんさあ」に参加

プロジェクト共同研究の一環として、経営学科の武田講師がゼミ学生たちとともに、8月1日、南大隅町根占地区にある八坂神社の夏の例祭「おぎおんさあ」(祇園祭)に参加しました。ゼミの学外活動、鹿児島の場所文化を体感するフィールドワークの一環でもあります。

根占の八坂神社は、江戸中期に、地元の同人たちによって、京都・祇園の八坂神社を勧請して建立されたもので、スサノオノミコトを祭神に祀っています。祭りの当日は「浜下り」がおこなわれます。これは、神社を出発した御神幸行列が、町内を巡りながら、雄川の対岸にある津柱神社の神様にまであいさつに出向くという、この地に250年以上続く伝統行事です。男衆は装束を身にまとい、正午から夕方にかけて、根占の町内を神輿を担いで練り歩きます。他にも、大鉾と大傘、笛・太鼓、子ども神輿、そして華やかに飾ったお囃子の山車が随行して、たいへんにぎやかな御神幸です。立ち寄った沿道の家々や商店は御神酒と賽銭を供えて一行をお出迎えし、家内安全や商売繁盛を祈ります。

今回、武田講師とともに、ゼミの2年生6名と3年生4名が参加し、男子学生は神輿の担ぎ手、女子学生は撮影係を担当しました。祭りの後は打上げの宴席にご招待いただき、地元の皆さんたちと楽しいひと時を過ごしました。