COC体制について

COC事業を着実かつ効果的に実施するために、平成27年4月に新設した産学官地域連携センター内のCOC推進室がCOC事業の担当部署として、事業全般の統括及び業務遂行をしています。また、学内外に評価機関を設置して、事業の実施に係る業務監査も行っています。
 産学官地域連携センター COC推進室をコントロールタワーとして、学長を中心に、就職キャリアセンター、教務部、研究教育開発センターなど関係する部局の連携・サポート体制は構築されています。
 さらに、事業協働機関機関のニーズを受け止め、事業実施を全学的に管理するための議論の場として「地域人材育成委員会」並びに「教育プログラム開発委員会」を設置し、運営しています。

COC+、COCO実施体制図

事業連携協働機関相互の連携体制

「地域人材育成委員会」の役割

協議の場「地域人材育成委員会」は、地方創生を目的として事業協働地域が一体となって「地域の課題解決」と「地域が求める人材育成」に取り組むための意思決定機関です。
学長が委員会の議長となり協議会を運営し、産学官地域連携センターを兼任する副学長は、
協議会の意思決定が円滑にいくよう学長を補佐し、次のような事項について協議を行います。

  1. COC+参加校としての取組に関する事項
  2. COC認定校としての取組に関する事項
    1. 事業協働地域の具体的な課題の検証・分析及び課題解決に関する事項
    2. 地域が求める人材の育成及び学生の地元就職率の向上に関する事項
    3. 教育プログラム開発に関する事項
    4. その他、委員会が必要と認める事項
  3. 事業計画及び予算に関する事項
  4. 事業報告及び決算に関する事項

「教育プログラム開発委員会」の役割

 教育プログラム開発委員会は、「地域人材育成委員会」での教育方針についての決定を受け、教育プログラムの構築を行う機関です。学長の命を受け副学長が教育プログラム開発委員会の委員長となり協議会を運営し、教育プログラムの開発・実施に関する次のような事項について協議を行います。

  1. 教育プログラムの開発に関する事項
    1. 地域人材育成プログラムに関すること
    2. 国際ビジネスとグローバル英語プログラムに関すること
    3. 海外インターンシップの開拓に関すること
  2. 学生の地元就職率向上の取組に関する事項
    1. 県内インターンシップの発展・充実に関すること
    2. 事業協働機関と連携した事業の創出による雇用拡大に関すること
  3. その他教育プログラムの開発及び学生の地元就職率の向上に関する事項

COC推進室

平成27年4月に設置した産学官地域連携センター内にCOC事業の事務機能を持つ「COC推進室を設置しています。COC+推進副コーディネーターによる事業協働機関との連絡・調整、事業計画など業務を遂行し、本事業に反映させています。
学内での関係部署と連携を取り、COC事業の進捗状況や問題点を掌握し、地域人材育成協議会や教育開発プログラム委員会に諮るなどCOC事業の事務関係の仕事を行っています。
また、鹿児島大学(COC+申請大学)のCOC+推進コーディネーターと常に連絡を取り、COC+全体の進捗状況の把握を行っています。

「協議の場」及び「教育プログラム開発委員会」へのCOC+推進コーディネーターの関与