大学COCとは、大学を地域のコミュニティの中心にして、マチづくり・大学づくりを実現する考え方で、文部科学省が平成25年度から「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」により取組を進めてきたものです。大学での学びをとおして地域の課題等の認識を深め、課題解決に向けて主体的に行動できる人材を育成するとともに、大学のガバナンス改革や各大学の強みを活かした大学の機能的分化を推進し、地域再生・活性化の拠点(地域コミュニティの中核的存在:Center of Community)となる大学の形成を目的としています。
認定には、地域と大学等が必要と考える教育カリキュラム改革等を含む取組の実施、地域の声を受け止める体制の整備、大学と自治体との組織的・実質的な協力体制など、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を行うことが要件とされています。
鹿児島国際大学は、平成27年度に県内で2校目として「地(知)の拠点大学(COC)」としての認定を受けました。認定された本学独自の「フィールドワークをベースにした地域が求める人材育成プログラム」では、全学的に地域を志向した科目等での学びをとおして、地域の課題等の認識を深め、解決に向けて主体的に行動できる人材を育成するとともに、地元鹿児島に貢献できる行動力のある学生を育成します。